Monthly Archive1月 2009
最新ニュース 2009年01月23日
2008年活動報告

2008年の活動報告を以下にお伝えします。
2008年は過去2年続いた寄付金収入減少をストップすることができました。食費、光熱費、ガソリン代などの高騰で必要経費が増えたにも関わらず、寄付金は昨年よりわずかに増え、200万ユーロを越えるご寄付をいただきました。そのおかげで厳しい状況の中、「現地で治療を受けることが困難な病気やけがを負った子どもたちにドイツでの医療を提供するという活動」と「子どもたちの母国における医療向上を目指した現地プロジェクト活動」において、その内容を縮小することなく活動を続けることができました。このように活動を続けられたのも登録ボランティアスタッフの協力、そしてスタッフが経費削減に積極的に参加したからです。
2008年には、計1,200人以上(ドイツへ来て治療を受けた子どもたちの他、診察し薬を渡すなど現地で支援した子どもたちの数も含む)の子どもたちを援助することができました。治療のため渡独した子どもたちは405人、治療を終え母国へ帰国した子どもたちは394人です。ドイツ国内にある94の病院によって無償で子どもたちの治療が行われ、さらに18の病院で子どもたちの診断がなされました。加えて、レントゲンや書類を通してドイツでの治療が可能かどうか診察を行った子どものケースや、ドイツ国際平和村の現地プロジェクト活動の枠組みで母国で治療を行った子どもたちの数は605人です。例えば、ウズベキスタンにおけるプロジェクト活動で治療を受けた子どもたちが含まれます。このプロジェクトでは、生まれつきの障がいを持つ子どもたちへの治療が、専門医によって継続されており、子どもたちはドイツへ来ることなく母国で治療を受けることができています。
ドイツ国際平和村を支援している登録ボランティアスタッフは現在ドイツに123名います。登録ボランティアスタッフは特別にセミナーを受け、ドイツ国際平和村の活動を理解した上で、広報活動や子どもたちの病院での付き添いボランティアをしています。
子どもたちの母国における状況向上にむけて、合計で200トン以上(推定額400万ユーロ)の援助物資を輸送しました。援助物資の中には現地の病院で必要な医薬品や医療器具などが含まれています。カンボジアではドイツ国際平和村が資金援助して建てた10つ目の診療所が完成し、11ヵ所目の診療所建設を開始しました。またスリランカでは、異民族・異宗教の子どもたちの交流イベントが定期的に開催されています。
平和教育活動の分野では、55グループ合計1,384人が様々なセミナーに参加しました。2007年と比べると211人も多く参加しています。
ドイツ国際平和村は、今年も計4回の援助飛行を予定しており、既に2月に予定しているアフガニスタン、中央アジア、コーカサス地方への援助飛行の準備が始まっています。アンゴラの子どもたちへの援助は5月と11月に予定しています。現地には平和村の援助を必要としている子どもたちがまだまだたくさんいるというのが現実です。一人でも多くの子どもに支援できるよう今後もドイツ国際平和村は地道な活動を続けていきますので、2009年もよろしくお願いいたします。