スリランカの現地パートナー団体から、スリランカのNattandiya平和村で3月9日から11日に行われた異民族間交流について報告がありました。
「今回特筆すべきは、東海岸から約8時間かけてやってきて、夜11時にNattandiya平和村に到着したBatticaloaの子どもたちのことです。
Batticaloaではここ数週間、状況が悪化しており、既に4万人もの人々が村を立ち去らなければならなかったと国際赤十字が報告しています。
Batticaloaから来た8歳から14歳の子どもたちは、スリランカ北部・東部地方での軍事砲撃から解放され、Nattandiya平和村での滞在を喜んでいました。

災害援助省の配慮により、軍事チェックポイントに先に連絡が入ったので、東部地方を通過する移動もスムーズでした。
その反対に、Nilaveliから来たの合計25人の子どもたちと先生は、6時間の旅程中、パーソナルコントロールと持ち物チェックのために度々バスを降りなければなりませんでした。
この緊迫した状況は、Nilaveliから北に25キロも離れていない、スリランカ北東部での軍事活動に関連するものだと思われます。

それでもNattandiya平和村に到着した子どもたちは、大変だった道中のことも忘れ、水泳教室を楽しみました。
Batticaloaの先生によると、正式なスイミングプールで泳ぐことは子どもたちにとって初めてのことだそうです。
Batticaloaにも川はありますが、濁った熱帯の川である上、スリランカにある大河のほとんどには体長約6メートルもあるワニが住んでおり、水泳には向きません。

今回変化があったことは、前回のイベントより先生方の関与が大きかったため、楽しむことを一番の目的としていた前回までのイベントより、プログラムの進行が規律あるものとなりました。
また、今までの交流の中で一番多い約130人もの子どもたちがこの交流イベントに参加しました。
これは、近郊の8つの学校がイベントの企画と実行に尽力したことにあります。Nattandiyaの様々な学校からの先生10人による、「Working Committee」も新しく設立され、今後のイベントを進めていくことになっています。
残念なことに、北部と東部地方の状況予測が困難なため、次の交流イベントの日程は決まっていません。
危険に子どもたちをさらしたくはありません。

スリランカ観光局は、「Sri Lanka ? The land of the smile」というスローガンを打ち出しています。
このモットーを実行していけるのは、この素晴らしい島の子どもたちです。
そして、それが今後よい影響として広がっていくことでしょう。

この報告と一緒に、ドイツ国際平和村が送ったコンテナーがスリランカに到着したという報告もありました。
このコンテナーには、病院に必要な設備や医療機器、整形外科用品、学校で必要な備品、自転車などの援助物資が詰まれていました。
医療用品はスリランカのパートナー団体が受け取り、病院へ分配します。学校用備品はスリランカ北東部Nilaveliでの平和村による学校支援プロジェクトへ送られ、自転車などはスリランカ南東部Nattandiya平和村で活用されます。