9月27日、カンボジアの男の子が母国へ向けて旅立ちました。
この11歳の男の子は、今年の4月に治療のため渡独し、協力病院での治療後、オーバーハウゼン平和村に滞在していました。
そして、現地パートナー団体のChau Kim Heng氏(写真右)の付き添いのもと、家族が待つカンボジアへ帰ることができました。

現地パートナー団体のChau Kim Heng氏は、カンボジアの現状について以下のように語りました。

「カンボジアには公的な医療制度がありますが、金銭的援助は充分ではありません。
診察は無料でも手術や入院にはお金がかかり、そのために資産を売ったりお金を借りたりする人も少なくありません。
カンボジアでは、人口の90パーセントが地方に住んでいますが、都市部以外の医療の状況はあまりよくありません。」

ドイツ国際平和村は、すでに7つの診療所を地方に建設し、現在8つ目の診療所の建設を進めているところです。
各診療所は、それぞれの地域で約1万2千人に基本的な医療ケアを保障することを目指しています。
カンボジアは、長く続いた内戦の影響を今も受けており、引き続き支援を必要としています。
現地パートナー団体には、すでに他の5つの地域からも診療所建設に関する問い合わせが寄せられているため、ドイツ国際平和村は継続して支援を行う予定です。