最新ニュース 2005年05月09日
第36回 アンゴラへの援助飛行!
5月3日(火)の夜、予期せぬ緊急事態が起こりました。
ドイツ・ボーダフォン基金がチャーター代を負担してくださった飛行機Iluschin18は水曜日の朝8時にデュッセルドルフ空港を飛び立つはずでしたが、ウクライナの航空会社LVIVは、一時着陸するリビアのトリポリにおける日中の気温上昇によって、燃料補給に支障が生じることを懸念し、出発を早めることを決めたのです。
そうなると全てを早急に進めなければいけませんでした。
帰国が決まっていた44人の子ども達は急いで準備をし、デュッセルドルフ空港では短時間で約6トンの援助物資を積み込みました。
オーバーハウゼン交通社(STOAG)も迅速に対応してくださり、すぐにバス一台を提供してくださいました。
仕事が終わったばかりの運転手も急遽かけつけ、子ども達を乗せたバスは夜9時30分にデュッセルドルフ空港へ向かいました。
デュッセルドルフ空港のスタッフもその突然の予定変更に理解を示してくださり、離陸許可が下りるように手配してくださいました。
そして、夜11時30分にIluschin18は飛び立つことができたのです。
すでにアンゴラの首都ルアンダに行っていたドイツ国際平和村のスタッフにも予定の変更を伝えることができました。
そのため、子ども達の家族への引継ぎがより早く行われるように準備することができました。
そして、5月4日(水)午後1時40分(中部ヨーロッパ標準時間)に子ども達は家族と再会することができました。
5月7日(土)午前11時20分、75人の重症や重病の子ども達を乗せたウクライナの飛行機Iljuschin18がアンゴラからデュッセルドルフ空港へ到着しました。
そして、今回もたくさんの方がこの活動にご協力くださいました。
チュルニッヒ、ミルテンベルグ、ヴァイセンブルグのドイツ赤十字やエンゲルスキルヘン救援隊の救急車によって、子ども達は空港からドイツ国中にある協力病院へ早急に向かうことができました。
オーバーハウゼン交通社(STOAG)も子ども達の輸送のためにバス1台を提供してくださいました。
また、デュッセルドルフ空港のスタッフや国境警備隊のおかげで、この活動を円滑に終わらせることができました。
ドイツ国際平和村は1994年からアンゴラの子ども達を支援しています。
そして、この度の36回目の援助飛行では今までで最も多い75人もの子ども達をドイツへ連れて来ることができました。
アンゴラでは3年前に停戦が成立しましたが、医療は今も改善されていません。
5歳未満児の死亡率は、世界の中でもかなり高い値になっており、ほぼ半分の子どもが栄養不足に苦しんでいると報告されています。